何のために行うの?時効援用とはどんな手続きなのか

2017年8月27日 / By :

借金を時効によって帳消しにする

時効援用とは、借金を時効によって帳消しできる手続きです。借金には時効期間があり、個人から借りた場合は5年、貸金業者から借りた場合は10年となっています。時効期間が過ぎたとしても、時効援用の手続きを行わない限り、借金は帳消しにはならないので注意が必要ですよ。時効によって借金を帳消しすることは、消滅時効と呼ばれていますね。援用とは、時効の制度を使う旨を相手に伝えることなんです。具体的な手続きとしては、配達証明の付く内容証明郵便で消滅時効の援用を伝えます。普通郵便で送ってしまうと、文書の内容証明が出来ず手続きも進められません。時効援用の手続きには、いつ誰が誰に対してどんな内容の文書を送ったのか証明する必要があるんです。

消滅時効が延長される場合もある

時効援用の手続き中に債権者から内容証明郵便で借金返済の催告が通知されると、消滅時効が6か月間延長されてしまいます。その期間に裁判を起こされた場合、消滅時効が中断されてしまうのも確認しておきたいポイントですね。たとえ期限が延長されたとしても、何もなければ時効は迎えられるので安心ですよ。時効援用は借主が行う手続きですが、連帯保証人にも利用が認められているケースもあるんです。時効援用は貸金業者にとっては痛手となる手続きなので、思わぬトラブルの発生にも注意しなければなりません。債権整理でも大がかりとなる時効援用を実現するためには、法律の専門家に任せることも大事になってくるでしょう。

借金も時間経過とともに時効を迎え帳消しにすることが出来ます。この時効制度を使用することを相手側の貸主に意思表示することを時効援用と言います。